肥満は睡眠に百害あって一利なし!

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肥満は最良の睡眠を奪ってしまいます。肥満になると神経系や内臓に負担がかかり、内分泌系を混乱させてしまいます。ホルモンの分泌を司る内分泌系が混乱すると、睡眠に影響のあるホルモン、メラトニンやオキシトシン、コンチゾールを生成する機能に弊害が出てきます。

肥満になるだけでこんなに多数のホルモンに影響が出てくるんですね。

そこで今回は肥満が睡眠に与える影響についてお話ししていきます。

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肥満は睡眠のホルモンに影響を与える


肥満は睡眠の時に影響があるホルモンに大きな影響を与えます。睡眠に影響のあるホルモンとは、メラトニン、オキシトシン、コンチゾールです。

※それぞれのホルモンが睡眠に及ぼす効果については以下の記事をご覧ください。

まだ知らないの?メラトニンと睡眠のまさかの関係とは
メラトニンというホルモンはご存知でしょうか。メラトニンは良質な睡眠には欠かせないホルモンです。しかし人工光を夜浴びるとメラトニンの分泌に支障をきたし、良質な睡眠ができなくなってしまうこともあります。
コルチゾールは悪者ではない!健康に必須の訳とは?
コルチゾールは睡眠に大きな役割を持っているホルモンです。コルチゾールは一般的に「ストレスホルモン」として認識されています。しかしコルチゾールは悪者のように扱われていますが、健康にはとても大切な役割があります。

肥満とコンチゾール

コンチゾールはストレスホルモンと言われていて、人がストレスを感じた時に分泌されるホルモンです。一見、睡眠とは関係がなさそうですが、コンチゾールとメラトニンは反比例の関係があるので、睡眠に大きく影響があるホルモンです。

オーストラリアにあるディーキン大学では肥満とコンチゾールの関係について調べています。肥満になると食後にコンチゾールの分泌が大幅に増えました。

体格 食後のコンチゾール増減
普通 +5%
肥満 +50%

食後のコンチゾールは、普通の体格の人で+5%。それが肥満になると+50%も増えてしまいます。コンチゾールがこれだけ増えてしまうと、血糖値が上昇、インスリン感受性の低下、免疫力の低下などを引き起こします。

「昔から睡眠の前に食事をすると肥満になる」という格言があるが、これは肥満になった人に当てはまる言葉です。肥満の人は食後の身体の変化が大きすぎるため、そのまま睡眠するのは良くありません。肥満の方にとってコンチゾールがこれほど睡眠を阻害するホルモンはないのです。

しかし痩せた体型の人には睡眠の前に食事をとる事には問題がありません。

肥満と睡眠の関係


肥満と睡眠の関係について面白い実験があります。それはアメリカのジョンズ・ホプキンス大学のメディカルスクールの研究者が行った肥満と睡眠の実験です。

日頃睡眠に問題のある人を集めて肥満と睡眠の実験を行いました。
睡眠に問題のある人:無呼吸症候群、不眠症、日中の倦怠感

実験者はトレーニングや食事制限を行いました。6ヶ月後、体重は平均7kg低下し、腹部の体脂肪率は15%まで低下。さらに睡眠の質は20%も改善したそうです。このことから、特に腹部の肥満は睡眠を改善する上でとても重要な要素になることが分かりました。

食事を変えるだけで肥満の解消だけでなく、睡眠の質までも変えることができるのです。

無呼吸症候群と肥満・睡眠


睡眠障害を研究する脳科学者のマーガレット・モリーンはこのように語っています。

肥満、それも胴体や首回りに脂肪が付くと、呼吸機能が損なわれるため、睡眠の妨げとなり、呼吸障害が生じるリスクが増加します

アメリカでは1800万人が肥満によって無呼吸症候群になっていると言われています。今の無呼吸症候群の対策は、CPAPやマウスピースなど、すべて対処療法のため、それらを使い続けなければなりません。肥満という根本的な解決を行わないと意味がないのです。

肥満にはインスリンにご注意


肥満を改善するためには、やはり脂肪を落とすしかありません。肥満を無くして良質な睡眠を得たいと思うのは皆さんが思うことです。まず大切なのは、今の自分の行動が脂肪をためているのか?、燃やしているのか?ということです。

脂肪をため込むホルモンが存在します。その筆頭はインスリンです。インスリンが活発に活動すると肥満になりやすくなり、睡眠に影響が出てきます。そしてインスリンが一番反応するのが糖質です。

糖質はパンやパスタ、米、ジャガイモなど、でんぷん質の多い食べ物に含まれます。どの食品であろうとも糖質が入ってきた時点でインスリンがスイッチオンになるのです。

肥満を無くすためには糖質を抑えてインスリンを反応させないことが大切です。

まとめ

今回は睡眠と肥満についてお話ししました。肥満になると睡眠に関係のあるホルモンに影響が出てきます。またある調査では腹部の脂肪を下げることで睡眠の質が画期的に改善しました。

肥満を改善するだけで睡眠を改善することができるのです。また無呼吸症候群は肥満が最も大きい原因の一つです。無呼吸症候群になると、生活習慣病になるだけでなく、死亡率が上がるという報告があります。

睡眠のために、そして健康のために肥満を改善していきましょう。

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