脳梗塞と無呼吸症候群。一見関係ないように思えますが、この二つの症状にはある共通点があります。今回は実例をお話しして、脳梗塞と無呼吸症候群との関係性についてお話ししていきます。
商談中にろれつが回らなくなる!?
ある営業担当者さんは取引先と飲酒する機会が多く、夕食は毎日外食で済ます日々が続いていました。夕食は肉が中心の高カロリーなものばかりです。
ある日会社で健康診断があったそうです。その結果は高血圧と脂質異常症を診断されたそうです。健康診断の結果は気にはなっていたそうですが、仕事が忙しく、再検査や食生活の改善を行わずに放置していたそうです。
そんなある日。取引先との商談中にろれつが回らなくなりました。驚いた取引先の方からすぐに病院へ行くように勧められたそうです。
診断
取引先から勧められて近くの病院へと行きました。直ちに救急外科に回されて、CT検査とMRI検査を行った結果、脳梗塞と診断されたそうです。
入院中、主治医から脳梗塞や心筋梗塞の患者さんは、無呼吸症候群である人が多いと言われたため、無呼吸症候群の検査も受けたそうです。
その結果・・。重度の無呼吸症候群と診断されました。
その後、家族からは病院で無呼吸症候群の治療、CPAP治療を行ったため、いびきや呼吸が止まることがなくなったと言われたそうです。
まとめ
このように脳梗塞や心筋梗塞などの病気は、無呼吸症候群と併発していることが良くあります。それ以外にも高血圧や糖尿病になっていることもあります。
いびきが止まっていると家族に言われた経験がある方は、是非無呼吸症候群のチェックをしてみてください。
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