無呼吸症候群の対策には横に寝ることで解決できます。病院に行くとCPAPやマウスピースなどを処方されますが、対処療法であるため、使い続けなければならず、費用負担が大きな問題となっております。
そこで横に寝ることでいびきを止めて、無呼吸の対策にする方法が注目を集めています。この対策がどの程度、無呼吸に効果があるのか見ていきましょう。
横に寝る無呼吸の対策の効果とは
それでは横に寝ることで、どのぐらい無呼吸の対策になるのかを見ていきましょう。
このデータは2002年に報告された、横に寝る対策と仰向けで寝る対策での気道断面積について調べたものです。日本人は軟口蓋後壁部のほうが舌根部よりも気道断面積が狭く、それだけ閉塞しやすい傾向があります。
半数以上の方は軟口蓋後壁部だけで気道が塞がってしまいます。軟口蓋と舌根部の両方が閉塞するのは4割ほどで、舌根部だけ閉塞することはあまりありません。
横に寝るだけで重力による軟口蓋が落ち込んで気道を塞ぐことを防ぐことができます。横に寝るだけで無呼吸症候群の対策となりえるのです。
では仰向けで寝ることと横向きで寝ることではどんな違いがあるのでしょうか。見ていきましょう。
仰向けと横向き寝の対策のメリットデメリット
横向きで寝ることが無呼吸症候群の対策として有効であることはすでに述べたとおりです。しかし仰向けで寝ることと、横向きで寝ることのメリット、デメリットが気になりますよね。
そこでそれぞれのメリット・デメリットについて見ていきたいと思います。
横向き寝 | 仰向け寝 | |
メリット | 無呼吸対策に有効 | 寝返りしやすい
血流が良い |
デメリット | 血流が悪くなる
体の歪み |
舌根・軟口蓋が落ち込んで
無呼吸の原因になる |
仰向け寝で一番いいのは、寝るときの姿勢が良くなる点でしょうか。横向き寝になると肘枕になったり、腕や足を曲げたり、腰が不自然に曲がったりする可能性があるので、血流が悪くなる可能性があります。
また寝返りが少ない方は長時間左右どちらかに負担がかかってしまいます。
それぞれのメリット・デメリットについてお話ししました。
重要なのは、あなたが無呼吸症候群になっている可能性があるのか、どうなのかということです。もし無呼吸症候群の疑いがあるのであれば、横向きに寝ることで無呼吸症候群の対策になります。
ただし、残念ながら意識して横向き寝を継続することは不可能です。最初は横向きで寝ていても、必ず寝返りをうって仰向け寝になることがあります。
それを回避するためには、こちらのホームページで紹介している横向きに寝る癖をつけるナハトウェヒターがとても有効です。
まとめ
無呼吸症候群の対策には横に寝ることがとても有効な対策であることをお話ししました。ただし寝返りがうてなかったり、腰や足などに負担がかかる可能性もあるため、横に寝る対策は寝具に気を付ける必要があります。
横に寝るにはナハトウェヒターが有効です。ナハトウェヒターは人間工学に基づいて設計された、横に寝る癖をつける商品です。マスクやマウスピース、鼻の孔に入れるものもありますが、身体に負担がかかるため、長続きしないのが残念です。
しかしナハトウェヒターはベストで簡単に取り付けられて、負担がありません。
是非お試しください。