多くの人が寝つきに苦労しているようです。寝つきが悪いと睡眠不足になったり、不眠症になり、仕事や勉強、スポーツのパフォーマンスが著しく低下してしまいます。また睡眠では最初の90分がとても大切だと言われており、睡眠の質を高めるうえでも寝つきを良くするのはとても大切です。
そこで今回は寝つきが良くなる方法についてお伝えしていきます。
同じ時間で寝る・起きるは寝つきを良くする
規則正しく睡眠をとるのは寝つきを良くするうえでとても大切です。毎日同じ時間に就寝するのは、サーカディアンリズムにあっており、寝つきを良くする方法の効果的なアプローチです。
もしあなたが規則正しい生活を送るのが可能であれば、毎日の就寝時間と起床時間を固定するようにしましょう。きっと寝つきが良くなるはずです。
寝つきを良くするためにアルコールを摂取する
アルコールは過剰摂取しなければ寝つきを良くするために大変有効な対策の一つです。オペラ歌手は寝つきを良くするために、就寝前にウォッカを飲んでいるそうです。
しかしアルコールを飲みすぎるとノンレム睡眠のリズムが狂い、例え寝つきがうまくいったとしても睡眠不足になったり、眠りが浅くなる可能性があります。
詳しくはこちらの記事に書いていますのでご覧ください。
体温の管理で寝つきが良くなる
体温を管理するのは寝つきを良くするうえでとても重要です。寝るときの体温は上がるように思う人も多いかもしれませんが、活動中は体温が上がり、寝るときには体温が下がるのが常識です。体温を下げると臓器や筋肉、脳を休めているのです。しかしこの体温というのは、身体の奥の深部温度のことを指しています。寝つきを良くするためにも室温を下げて寝つきが良くなる環境をつくることが大切なのです。
脳のスイッチを睡眠にして寝つきを良くする
皆さんは寝るときに睡眠のスイッチを入れていますか?こういう質問をすると布団の中に入ってやってますよ!という人が多いと思います。しかしサラリーマンが寝付けない要因で一番多いのが、意外に睡眠のスイッチを入れることができていないのです。
例えば布団の中でスマホをいじっている場面はありませんか?仕事について考えている時間はありませんか?寝つきを良くするためには、脳の活動を低下させる必要があります。脳が興奮した状態では寝つきが悪くなるのです。
仕事のことを考えたり、スマホをいじったりすると脳が興奮するため、寝つきが悪くなります。また脳が興奮すると体温が下がりにくくなります。
不眠症になる人は様々な原因がありますが、精神疾患や身体疾患など、特定の原因が見いだせない不眠症は不安定な体温下降や深部体温上昇が続く、「覚醒状態」にあると言われています。
寝つきを良くするためには、睡眠に集中することです。寝室は睡眠のためだけに使う。寝室は仕事や勉強、スマホをする場所ではありません。そういうものを持ち込まないようにすることで寝つきを良くすることができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は寝つきを良くする方法についてお伝えしました。寝つきを良くするためには、
②体温の管理
③脳のスイッチを入れる
④アルコールを少量飲む
ことでした。
ただしアルコールを摂取して寝つきを良くする方法については注意してください。