人の老化を決める要因が「テメロア」という物質です。このテメロアは靴ひものほつれを防ぐために末端でとめているプラスチックのパイプのような役割をして、老化に大きく影響しています。
今回はこのテメロアと睡眠、老化との関係についてお話しします。
睡眠と老化の関係性とは
年齢を重ねていくにつれて、老化を決める「テメロア」は減っていきます。テメロアがなくなってしまうと細胞分裂が止まり、老化が加速します。
その老化を決めるテメロアと睡眠にはどんな関係があるのでしょうか。見ていきましょう。
ある調査によると、テメロアは睡眠不足によってなくなっていくのが分かりました。10~20代の時に、必要な睡眠をとらないと、知らず知らずのうちに老化が加速していくそうです。
テメロアがなくなって細胞分裂が止まってしまうと、体調を崩してしまい、身体のあちこちが痛くなっていきます。また体重を落とそうしても中々落ちなくなります。
老化は運動で改善する
テメロアは睡眠によって少なくなるのが分かりました。ではテメロアを増やして老化を防止するにはどうしたらよいのでしょうか。
もちろん睡眠をとるのは最低条件ですが、ある学会誌による発表だと、ライフスタイルを改善するのも老化の防止につながるのです。
特に運動は老化の防止に役に立ちます。毎週100分運動した人は、毎週16分だけ運動した人よりも平均して5~6歳若く見えることが報告されています。
老化には睡眠と運動が大切です。運動の仕方については以下の記事に書いていますので是非ご覧ください。運動は夜行うと睡眠に悪影響を及ぼします。朝に運動を行うと睡眠にも老化にも良い影響を与えることができるでしょう。
老化にはウェイトトレーニング
睡眠に関するホルモンの働きを最大限に高めるためには、有酸素運動よりもウェイトトレーニングが有効です。重いウェイトを持ち上げることで、アナボリックホルモンが分泌され、見た目が若返り、よく眠れるようになるそうです。
ランニングなどの有酸素運動よりも、ウェイトトレーニングに重点を置くと睡眠と老化に良い影響が出ます。
睡眠過剰は脳を老化させる!?
睡眠過剰は脳を老化させる。こんなショッキングな調査結果が出てきました。イギリスのウォーリック大学では睡眠と認知能力について調査しています。
睡眠が8時間以上の人は7時間の人と比べて記憶力と意思決定能力が低下しているのが分かりました。睡眠が長くなると脳に影響を与えて、7歳も老化していくのです。
また小学生のテストでは全国学力テストの結果から睡眠が6時間未満と9時間以上の正答率が低くなったことが分かっています。睡眠不足でも睡眠過剰でも脳には良くなく、老化の原因となるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
睡眠と老化の関係についてお話ししました。睡眠と老化の関係は、テメロアの分泌に影響されることが分かりました。そしてそのテメロアは適当な睡眠と運動が大切なのです。
適切な睡眠時間についてはこちらの記事に載っていますのでご覧ください。
睡眠と運動を適切にすることで老化を食い止めることができます。ウェイトトレーニングでテメロアを分泌させて老化を防止しましょう。
コメント
[…] 出典睡眠は老化を加速する!?老化を止める2つのポイントとは […]
[…] 出典睡眠は老化を加速する!?老化を止める2つのポイントとは […]
[…] 出典睡眠は老化を加速する!?老化を止める2つのポイントとは […]