睡眠時無呼吸症候群は欧米人の場合は肥満している人に多くみられる特徴があるが、日本人の場合痩せていても睡眠時無呼吸症候群になる可能性があります。睡眠時無呼吸症候群は肥満によって脂肪が気道を狭めて圧迫しますが、アジア人の場合は顔が平たく、下あごが奥まり、気道が元々狭いからです。
そこで今回は睡眠時無呼吸症候群についてお伝えしていきます。
目次
睡眠時無呼吸症候群の危険な信号
睡眠時無呼吸症候群の危険な信号はいびきです。いびきは良く寝ているという印象を受けるかもしれませんが、息が止まっている危険信号です。
単純にいびきをかいているだけでは呼吸は止まっていないこともあります。また飲酒をすると気道周りの筋肉が緩み、普段いびきをしない人でもいびきをかくことがあるそうです。
大人の場合、10秒間の呼吸停止が1時間に5回ほどであれば問題なく、睡眠時無呼吸症候群と診断されることもありません。
1時間に15回呼吸が止まると睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群になると1時間に15回以上も呼吸が止まります。人によっては50回以上も呼吸が止まる人もいるそうです。これは一時間の内50回も首を絞められているのと同じ状況です。こんな状況では満足な睡眠を得られるわけはありません。
睡眠時無呼吸症候群の症状
また睡眠時無呼吸症候群になると怖いのは次の症状があるからです。
②心筋梗塞や脳梗塞が起きやすくなる
③休息できないため、免疫やホルモン、自律神経が働かない
④マイクロスリープが頻発する
これだけ多くの病気を睡眠時無呼吸症候群は引き起こすのです。カナダの研究によると、睡眠時無呼吸症候群を診断され、睡眠時無呼吸症候群を治療すると治療費が半分に減るということです。それだけ睡眠時無呼吸症候群になるといろんな病気を併発することが分かると思います。
睡眠時無呼吸症候群の治療方法
睡眠時無呼吸症候群の治療方法はいろんな方法が確立されています。しかし残念ながらほとんどの方法は対処療法です。マウスピースを使ったり、CPAPを使う方法、新しいいびき対策品を使う方法があります。
鼻呼吸は大切な呼吸方法
哺乳類は鼻呼吸が優位です。ある面白い研究結果があります。成長期のサルの鼻の穴を塞いで口呼吸をさせる実験があったそうです。
するとサルの歯並びは短期間で目に見えて悪くなってしまったそうです。鼻をふさがれて過剰に気道を確保しようとしたため、歯に異変が起きたのです。つまりそれほど我々哺乳類にとっては鼻呼吸は大切なのです。
特に眠っているのに眠気が取れない人は鼻で呼吸しているのかを確認するとよいでしょう。鼻で息を吸って鼻で吐く、腹式呼吸を意識するといびきが解消することがあります。
睡眠時無呼吸症候群の影響
睡眠時無呼吸症候群になると眠れなくなり病気を併発するだけではなく、日中のパフォーマンスが悪くなってしまいます。ビジネスパーソンの人はこのわずかな差が成功するかしないかの分かれ目になる事もあります。それほど仕事のパフォーマンスは睡眠時無呼吸症候群によって左右されるのです。
アメリカでは上層部になるにつれて、睡眠の質を大事にします。睡眠時無呼吸症候群はもちろんのこと、普段から睡眠の質を上げるためにいろんな工夫をしています。以下の記事に睡眠の質を上げる方法について書いてあります。
まとめ
今回は睡眠時無呼吸症候群についてお話ししました。
睡眠時無呼吸症候群になると様々な病気を併発し、治療すると治療費が半分になるほどインパクトがあることが分かりましたね。また日中の仕事のパフォーマンスに大きく影響するため、ご自身が成功したい場合は、睡眠時無呼吸症候群や睡眠の質にこだわることは大切です。
是非参考にしてみてください。
コメント
睡眠時無呼吸症候群って聞いてわいましたけど、
深刻なんですね。
僕もいびきはかくので、
注意が必要なんだなぁって思いました。
情報有難うございます^^