睡眠の質を上げるには体温の調節がとても大切です。体温を調整することで眠りやすくなるだけではなく、ぐっすりとした睡眠を得ることができるのです。
そこで今回は体温で睡眠の質を上げる方法についてお伝えします。
睡眠の質には体温調整が大切
体温調節は睡眠の質を左右します。不眠症になる人は、体温調節がうまくできなくて、睡眠の深い段階に入るまで体温を下げられないことが関係しているケースもあるようです。
私たち人間の体は熱を保つ(発熱)ことは得意ですが、熱を発散して冷やすことは苦手なのです。
オランダの睡眠研究機関では、サーモスーツを着させて表面の体温を1℃に保った状態で、体温が睡眠に影響を与える研究がされました。その体温と睡眠の研究では、体温を1℃に保つと夜中に目を覚ます回数が減り、深い睡眠の時間が増えたそうです。
とはいっても、睡眠の体温が低ければ低いほどいいという分けではありません。
以下の記事では室温はエアコンで15℃~20℃で設定すると、体温が調整しやすく、良質な睡眠を得ることができます。
逆に体温を暑くすると適切な睡眠時間をとったとしても、目覚めた後は疲れが抜けていないように感じることがあります。
適切なパジャマを着て快適な体温を維持して睡眠しよう
睡眠に適切なパジャマを着ることで、体温を調整できるだけではなく、快適な睡眠を得ることができます。特にぴっちりとした動きにくいパジャマを着て睡眠するのは避けた方がいいです。
締め付ける服を睡眠の時に着てしまうと、リンパ系の流れを止めてしまう恐れがあります。また体温を調整するにも大切です。
①締め付けない服を着る
②体温を調整できる服を着る
③体温のために寝室を涼しく保つ
④冷え性の人は締め付けない靴下を履くとよい
楽天市場でも高い評価を得ているおすすめのパジャマをご紹介します。
体温の日中・睡眠時の温度
体温は上のグラフのように、活動期(日中)に体温が高くなり、睡眠になると体温が低くなるようになっています。つまり睡眠の時には体温が低くなるようにしないと、良質な睡眠を得ることができないのです。これが体温と睡眠の関係です。
睡眠前には室温を適切に調整して体温を下げるようにしておくことが大切です。極寒の地で体温が低くなると眠くなるのはこういった症状があるからなのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は睡眠と体温の関係についてお話ししました。室温は15℃~20℃が適切でした。室温を下げることによって体温が調整でき、良質な睡眠を得ることができます。
また、睡眠中にいびきをかく人は睡眠の質が低下します。いくら体温を下げても効果はありません。いびきをかく方にはベストな方法がございますので、以下の記事をご覧ください。