早寝早起きすることで夜もぐっすり眠れる睡眠を得ることができます。特に朝早起きすることはとても重要です。
精神科医であるTracey Marksは早起きについて次のように述べています。
「早く寝て早起きすれば、体内時計と地球の日周気が同期する。そのほうが明るいうちに眠ろうとするよりも健康的に慣れるのです」
それでは早起きのメリットについて見てきましょう。
目次
早起きの3つのメリットとは?
大きく分けて早起きには3つのメリットがあります。早起きのメリットを理解することで、仕事や試験、スポーツで驚く結果を得ることができるかもしれません。
それでは早起きのメリットについて順に見てきましょう。
早起きのメリット①成績がアップ
アメリカのノーステキサス大学生を対象として、早起きに対する調査がありました。その調査では、早起きする学生の方が、早起きしない学生よりも成績が上がったのです。
学生 | 平均点 |
早起きする | 3.5 |
早起きしない | 2.5 |
何と、早起きする・早起きしないだけでこれだけの平均点の変動があったのです。早起きすることで学業の集中力やパフォーマンスが上がり、成績向上に結び付いたと思われます。
早起きのメリット②仕事のパフォーマンスアップ
「ジャーナル・オブ・アプライド・ソーシャル・サイコロジー」では、早起きする人と夜更かしする人の仕事のパフォーマンスについて調査した報告がありました。
早起きする人は、早起きしない人に比べて、
①仕事への積極性が高い
②問題を防ぐのがうまい
③プロジェクトで成功する確率が高い
という結果が出ました。
早起きは仕事のパフォーマンスを上げる上でとても重要な役割をしてくれます。
早起きのメリット③ダイエット
早起きにはダイエットに良いという一面もあります。その理由は朝早くから活動することで、新陳代謝が上がるのが理由です。早起きによって新陳代謝が上がり、ダイエットに効果があります。
また成長ホルモンも影響しています。
成長ホルモンというと、子どもにだけ影響があるんでしょ?という声が聞こえてきそうですが、おとなにも大切なホルモンです。成長ホルモンが出なくなると、コレステロールが増えたり、糖尿病になりやすくなります。
また骨が弱くなったり、筋肉量の低下や疲れやすくなったりします。そこで早起きすることが大切になってくるのです。
早起きするための方法とは?
そうは言っても、普段から夜遅くまで起きている方には、いきなり早起きをしてと言われても難しいでしょう。そこで早起きするための4つの方法についてご紹介します。
いきなり早起きを目指さない
早起きのメリットを伝えると、いきなり早起きをしようと考える人がいますが、そういう早起きの仕方はお勧めできません。ある世界的に人気のブロガーである、レオ・バボータ氏は早起きについてこう述べています。
「睡眠スケジュールを変えたいなら早起きする時間を徐々に変えるのが良い」
いきなり早起きにするのではなく、徐々に、例えば一週間15分ずつ時間を早めるなどの対応が必要になります。
明日の楽しみを考える
早起きするためには明日の楽しみを考えることも重要です。「明日は**の仕事や**会議があるなぁ・・・いやだ・・・」これでは到底早起きはできません。
目覚まし時計は手の届かない位置に
きっと早起きができない方は二度寝をしてしまう人が多いと思います。そんな方には目覚まし時計を手に届かない場所に置くことをお奨めします。そうすればベッドから歩くことになり、早起きできるようになるでしょう。
ベッドから飛び起きる
目が覚めても二度寝したいのが人間。早起きするためにはベッドから飛び起きることが効果的です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は早起きのメリットについてお話ししました。早起きのメリットは、
①早起きで成績がアップ
②早起きで仕事のパフォーマンスアップ
③早起きでダイエットができる
でした。
たった早起きするだけでこれだけのメリットがあるのです!また、ただ単純に早起きするだけではいけません。寝るときの質も重要です。
簡単に寝るときの質を上げる方法もありますので、こちらの記事をご覧ください。